先日、大手報道機関の記事で、ウォーターサーバーの安全性の記事が書かれていました。
それによると、
『家庭や事務所などで使用中のサーバーの水140検体を調べた結果
全体の3割にあたる42検体が、水道水の水質基準における一般細菌の基準値(1ミリリットルあたり細菌の集落数が100以下)を上回った。』
とありました。
ウォーターサーバーを設置された方々は皆さん、こう思って設置されているでしょう。
『水道水よりも安全な水を』と思って設置したウォーターサーバーが実は水道水よりも危険でしたという結果はあまりにも悲しいものであります。
すべてのウォーターサーバーがそのような結果だとはいえません。
本来は、サビ等雑菌がいないはずのウォーターサーバー本体から大量の雑菌が出てきたのは、ひとえに交換する水のタンクの製造過程に問題があり、そこに入り込んだ雑菌が長い時間をかけて本体内で繁殖していったということです。
ウォーターサーバーを設置してから、定期的に掃除する人はいませんからね。
『販売されている水にカビが入っていた』という事を覚えていらっしゃいますでしょうか。
古くは1996年ごろ、そして直近でも2013年に自主回収が行われました。
『販売されている水は安全』
という思い込みで、昔まではなかった『水を買う』という当時は非常識なことを常識にしてしまったことに対する現実をつきつけられた事件でした。
ですが、それ以降もミネラルウォーターを買うという市場は拡大を続け、あの事件から目をつぶるような現実が展開されてきました。
みんな口々に言います。
『だって、水道の方が危険でしょ?』
はたして、ほんとに、水道水のほうが危険なのでしょうか?
日本の水道の水質基準は、この3つの項目からなっています。
水道の危険は、随分細かく調査をされています。
それは常に税金が投入されて継続的に調査をされているからです。
では、水道の危険性はどこに隠されているのでしょうか?
それは、『水道から蛇口までの間』に隠されています。
今お住まいの家、もしくはマンションの水道管は、メンテナンスがされてますか?
家なら上水道管、マンションなら配管、タンク
これが長年見向きもされなかったら、そこが原因の可能性が高いです。
マンションなどは毎年のタンクの点検や掃除など行うよう義務付けられていますが、実際は管理組合の運営状況で決まってしまいます。
貴方の住んでいるところはどうでしょうか。
では、新しいウォーターサーバーを買うとしましょう。
すると、タンク1本は平均1週間でなくなるので1ヶ月4本約5000円かかることになります。
1年間で6万円ですよね。
それを使うと水道費が無くなるわけではありません。
毎月水道費+5000円かかります。
年間6万円も予算があれば、結構いい浄水器が買えます。
ホームセンターの数千円の安い浄水器は確かに2~3年で壊れます。
ですが、しっかりした浄水器でしたら10年もちます。
仮にウォーターサーバーの水を10年買い続けたとしたら、60万円です。
例えば、月曜日にやってる某テレビ局のアイドルが料理をする番組で使われている高級浄水器は、あれも10年持つと言われています。
価格は本体10万円で、フィルターは1年交換で1万円です。
10年使っても20万です。
高級品なのに、ウォーターサーバーより1/3の値段になりましたね。
実は、一見高級過ぎて買えないと思う浄水器も、このように使える年数で考えてみると同じ期間ウォーターサーバーを使うのと同じだとわかります。
しかも、毎日水が通るので、雑菌の繁殖も抑えられて水と触れる部分もフィルターなど一部の部分だけ。
そして、ウォーターサーバーよりもはるかに綺麗で安全な水で、しかも機能によっては1本1000円もするマイナスイオン水まで自分の家で大量に常に作り続けることが出来るようになります。
コストパフォーマンスを考えると、より経済的でより健康的な生活を手に入れられることができます。
ウォーターサーバーのタンクの水はなくなると注文して届くまで時間がかかります。
そして沢山買い置きをしても賞味期限があります。
ですが、浄水器のフィルターは買い置きをしても消費期限はありません。
交換時期を自分で見定めていつでも新しいフィルターに交換できます。
あなたは本当に、ウォーターサーバーのままでいいのですか?
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